前日の米国株市場で主要株3指数が揃って上昇したことを受け、主力株をはじめ広範囲に買いが先行し、日経平均は30606円でスタートしました。
ただ、9時2分に30622円を付けた後は、一転して利益確定売りに押される展開に。
来週のFOMCの結果を見極めたいとの思惑が買いを手控えさせ、12時47分に30202円まで値を下げました。
そこからは、明日の自民党総裁選の告示を前に、新政権下での経済対策への期待感などから押し目買いが入って▲188円の30323円で終了。
日経平均は続落となりました。
売買代金は3.4兆円台と高水準でした。
日柄の面から考えると、ピークをつけるのはまだ先になると想定される
本日は、日経平均は▲0.62%の下落でしたが、マザーズ指数は▲3.65%で、小型株に冴えない動きの銘柄が多い感じでした。
日経平均は8/20に26954円で安値をつけてから、9/14に30795円の高値をつけるまで、1か月に満たない期間で3841円も急騰してきたので、その反動が出て、下落する形になったのかと思われます。
日経平均は本日の下落で5日線(今日の時点で30466円)を下回ってきたので、目先的には同線の水準を回復できるのか、という点がポイントになります。
すぐに5日線を回復する形になれば上昇基調はまだ継続する形になると思われますが、同線を早期に回復できないと、一旦、値幅調整か、日柄調整をする形になると思われます。
ただ、仮に調整に入ったとしても、あくまでも上昇トレンドの中での一押しになると思いますので、押し目買いを入れるよい機会になると考えます。
8/20に26954円で安値をつけてから、まだ1か月経過していないので、日柄の面から考えると、ピークをつけるのはまだ先になると想定しています。