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ここでもたつく動きがみられるようだと、まだ保ち合い相場が続いているという可能性もあるが、中期的な見方は上げトレンドで変わらず

日経平均 日経平均
出所:SBI証券
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前週末の米株高を受け朝方は高く始まり、日経平均は29735円でスタート。

ただ、その後は買いが続かず、リスク回避ムードのなか急速に値を消す展開に。

大引けは▲104円の29507円で、日中の安値で引ける展開になりました。

企業の決算発表は、通期予想の上方修正を含め好調なものが多いものの、市場コンセンサスに届かない銘柄については売り込まれる動きになるなど、地合いとしてはあまり良い地合いとは言えません。

売買代金は2.8兆円台で、今日も3兆円の大台には届かずでした。

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米国株の強い動きに追随できず

米国株は強い動きが続いているのですが、日本株はそれに追随できていません。

本日、29507円で引けたことで、5日線(今日の時点で29616円)も割れています。

企業の決算発表のうけて、日経平均のEPS(1株当たり利益)は、10月12日の2025.15から2179.25まで上昇していますが、それに連動できないため、日経平均PERは13.54まで低下しております。

現状、10/6で27293円で安値をつけ、30714(2/16)から長く続いた保ち合い相場が終了。

以降、上げ波動が開始と見ていますが、ここでもたつく動きがみられるようだと、30714(2/16)から続く保ち合い相場がまだ続いているという可能性も出てきます。

この場合は、上げ波動が開始となるのは少し後ずれし、再度、27000円台を試した後に、上げ波動が開始する形になると思われます。

なお、ここから下落が続き、10/25の28472円を割り込む動きとなった場合は、このパターンの可能性が強まります。

ただ、どちらのパターンにしろ、上げ波動が開始となった後は、30714(2/16)と30795(9/14)でつけた高値を抜けてくるとみられるので、中期的な見方は同じです。

 

 

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