前日の米国市場は続落。
これをうけて今日の日経平均は、27404円で寄り付き、370円程度安く始まりました。
その後も売りに押されて、9時42分に27129円まで下落。
一時、下げ幅は600円を超えました。
ただ、売り一巡後は短期的なリバウンドを狙った買いが入って下げ止まり、徐々に持ち直す動きとなり、引けは▲250円の27522円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.9兆円台でした。
そろそろ一旦切り返しに転じてきてもおかしくないと考えるが‥‥
前日の日経平均は反発となり、日足の形状は差し込み線となっており、罫線的には売り圧力が弱まったとみることができるのではないかと昨日書いたのですが、本日は下落となり、昨日の安値を割り込みました。
ただ、本日は下げ渋る動きとなり、マイナスとなったものの、騰落銘柄数は、値上がりが1170銘柄に対して、値下がりが920銘柄で、値上がり銘柄の方が多い形になりました。
また、日足の形状も、280円程度下ヒゲを残す形になりました。
1/19から連続して安値を更新する動きとなっているのですが、
1/19の日中安値が27314円。
1/20の日中安値が27217円。
そして本日の日中安値が27129円となっているので、安値を切り下げる動きとなっているものの、安値を切り下げるのが1日あたり100円程度となっています。
この形からみると、徐々に下値で下げ渋る動きが出てきているような感じもします。
そのほか、今週は日柄的にも注目されるタイミングになるので、今のところまだ反転する兆しは見えていないものの、そろそろ一旦切り返しに転じてきてもおかしくないのではないかと考えています。
ただ、日本株が切り返しに転じてくるためには、続落が続く米国株市場が反転してくる必要があります。
昨日までで、NYダウは5日続落となっており、昨日200日線を割り込む動きとなっているので、ここら辺りのタイミングで米国株市場が反発に転じてくることができないか、米国株の動向を見ていきたいところです。