前週末の米国株式市場でハイテク株の比重が高いナスダック総合指数が3%超高となりました。
これを受け、今日の日経平均は26690円で寄り付き、小幅下落でスタートしました。
9時2分に26541円まで下げて、170円程度下落する場面もありましたが、ハイテク株などが買い戻され、12時59分に27134円まで上昇。
その後、引けにかけて売りに押されましたが、最終的に+284円の27001円で終了。
日経平均は続伸で、27000円の大台を3営業日ぶりに回復する形になりました。
売買代金は前日よりも減少して3.2兆円台でした。
仮に反転開始とする見方が正しいとしたら、1~3か月程度は戻りを試す局面か?
前週末の米国株式市場で主要3指数は上昇で、揃って5日線を超えてきました。
また、東京市場では1/28に陰の陽はらみが出ました。
1/28の記事で、陰の陽はらみが出た後、翌日以降上げてくると、底値圏からの切り返しが期待できると書いたのですが、今日は続伸となり、日経平均、TOPIXともに5日線を上回る形となりました。
一応、今日の動きを見る限りでは、1/27につけた26044円で安値をつけて、反発局面に入ったようにみることができるように思われます。
本日、5日線(今日の時点で26806円)を上回ったものの、まだ同線は下向きとなっています。
これが上向きに転換してくると、更に反発局面に入ったとする見方が強まる形になると思われます。
なお、27588(12/3)を大きく割り込み、30795(9/14)から5波構成の三角保ち合いをやっているとする見方が否定されたことから、ここから上げに転じたとしても30795(9/14)を超えてくる上昇波にはなる可能性は低くなったように思われます。
ただ、下落がここまで続いてきたので、仮に反転開始とする見方が正しいとしたら、1~3か月程度は戻りを試す局面になるのではないかと考えます。