前日の米国株市場では、NYダウはわずかにプラスで引けたもののナスダックは下落するなど主要株指数はまちまちの動きでした。
これをうけて今日の日経平均は、27318円で寄り付き、70円程度高く始まりました。
その後は本格化する企業の決算発表を受け、好決算を開示した銘柄に買いが入り、10時2分に27461円まで上げて、一時200円程度高くなりました。
が、そこから戻り売りに押し返される展開となり、大引けはプラス圏を維持したものの、この日の安値圏で引け、+35円の27284円で終了。
日経平均は小幅に反発する形になりました。
売買代金は前日よりもやや減少して2.9兆円台でした。
2/2につけた高値が戻り高値となるのか? それとも一服後、再度戻り高値を狙う動きとなるのか?
本日は反発する動きとなり、TOPIXはザラ場高値で1942.28まであったので、2/2につけた戻り高値1937.5を超えてきました。
ただ、日経平均の日中高値は27461円までで、2/2につけた戻り高値27564円は超えることができませんでした。
なお、昨日の記事で、陽の陰はらみが示現したので、明日上げてくれば上げ持続となるか、と書いたのですが、今日はとりあえず上げてきたものの、日足は上髭ありの小陰線なので、日足の形としては微妙な形かと思われます。
現状、26044(1/27)の安値から反発し、27564(2/2)まで戻してきているのですが、そこからは下げと上げが交互に繰り返す動きとなっており、方向感が見えにくい展開となっています。
2/2に戻り高値をつけてから横ばいでもみあう動きが続いていますが、ここで一旦休止して再度戻り高値抜けを狙う動きとなるのか、あるいは、2/2に戻り高値をつけた後、再度、安値を試す動きとなるのか、ちょっと見えにくいところです。
とりあえず、2/3から上げと下げが交互に繰り返してきているので、この動きが途切れると、途切れた方向に動いてくる可能性があるかもしれません。
今日は小幅ながらも上げたので、仮にこの動きが継続しているとすると、明日は下げる形になってくるのではないかと思われるのですが、果たしてどうなるでしょうか。