前日の欧米株市場が高かったことを受け主力株中心に買いが優勢となり、今日の日経平均は27488円でスタート。
9時51分に27405円まで値を下げた後、決算発表が佳境入りとなるなかで、好決算銘柄を物色する動きが全体相場を支え、後場に入ると一段高の展開となりました。
大引け前の14時57分に27633円まで上げて、上げ幅は300円を超えました。
引けは+295円の27579円となり、日経平均は反発で終了。
売買代金は前日よりも増加して3.3兆円台となり、再び3兆円の大台にのせるかたちになりました。
TOPIXの200日線の基調転換はポジティブ要素
昨日の記事で、2/3から上げと下げが交互に繰り返してきているので、仮にこの動きが継続しているとすると、明日は下げる形になってくるのではないかと書いたのですが、今日は反発となりました。
また、今日の高値は27633円まであったので、2/2につけた戻り高値27564円を超えてきました。
昨日まではTOPIXは2/2につけた戻り高値を超えたものの、日経平均はそれを超えることができていなかったので、ややバランスが悪い形でした。
しかし、今日の上昇で日経平均も戻り高値を超える形となったので、形としてはバランスがとれる形になってきました。
また、TOPIXは1959.5で引け、25日線(今日の時点で1943.6)を回復してくると共に、200日線(今日の時点で1965.23)にも接近してきました。
TOPIXは1/19に200日線を下回っており、また、同線のトレンドも1/19から上向きから下向きに転換していました。
しかし、今日の上げで200日線が3週間ぶりに下向きから上向きに転換してきており、明日も上げる形になると、上向き基調がしばらく持続する可能性が強くなってきます。
200日線が下向きから上向きに基調が転換することはポジティブ要素となりますので、上げ基調が持続すれば、ここから再度下値を試すよりも上方向を目指す可能性の方が強くなってくると思われます。