先週末の欧米市場は上昇でしたが、今日の日経平均は27685円で寄り付き、小幅高で開始。
寄り直後に27754円で高値を付けた後は、10時7分に27578円まで下落。
80円程度マイナスとなる場面もありました。
その後は切り返す動きとなり、大引けは+70円の27736円で終了。
4日ぶりに反発する動きとなりました。
東京市場は今日から「プライム」「スタンダード」「グロース」の3市場に再編されましたが、初日ということもあり積極的な売り買いが見送られた感も強く、売買代金は2.1兆円台で低調でした。
戻り方向への動きに回帰するためには、少なくとも5日線を回復してくる必要がある
日経平均は24681(3/9)で安値を付けた後、28338(3/25)まで、3657円上昇。
そこから先週金曜日の27399円まで939円下落。
上げ幅の1/4程度押した後、本日切り返す動きとなりました。
一応、先週金曜日の27399円までの下げで、3/22~23にかけて空けたマド(27284~27604円)を一部埋めてくる動きとなっています。
本日、戻る動きとなりましたが、まだ5日線(今日の時点で27900円)を回復できていないので、先週金曜日の27399円までの下げで目先の押し目を入れたかどうか、判断ができません。
なお、3/22~23にかけて空けたマドの前にも、マドを空けている部分(3/18から22にかけて空けたマド:26862~27076円)があるので、場合によってはそのマドを埋める所まで下げる可能性はあります。
再び、戻り方向の動きに回帰するためには、5日線を回復し、同線が下向きから上向きに転換してくる必要があります。
今回の戻り局面は28338(3/25)まで戻して終わりではなく、再度、28338(3/25)を抜けて3万円方向を目指す動きになると思いますので、今はどこで押し目を入れてくるのかを見ていくところになると考えます。
なお、28338(3/25)からの押しが浅ければ、戻りの値幅は大きくなると思います。
一方、押しが深ければ、戻り値幅はそれほど大きくならない可能性があるかもしれません。
今の段階ではどちらの可能性が高いか判断できないので、押しの幅がどの程度になるかを見ていくところになります。