前日の米国株市場で、中国で上海市以外の主要都市がロックダウンされることへの警戒感が強まり、NYダウが800ドル超、ナスダックが500ポイント超の下げとなりました。
これをうけて、今日の日経平均は26313円で寄り付き、400円近く下げて開始。
9時42分に26051円まで下げ、一時下げ幅は600円を超えました。
ただ、そこからは下げ渋る動きとなり、大引けは▲313円の26386円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は前日よりも大きく増加して3.9兆円台で、4兆円近くまで膨らみました。
目先は警戒だが、下値の耐性がついてきているのであれば、仮にNYが下げ幅を拡げる展開になったとしても、3/9につけた安値は割れずに維持する可能性も
本日は、26051円まで下げたので、4/12につけた安値26304円を割り込みました。
ただ、マドを空けて寄り付いて、大きく下げた後、切り返す動きとなったので、日足の形状は下ヒゲありの小陽線となりました。
昨日のNYダウの下落率が2.38%だったのに対して、日経平均の同率は1.17%なので、NYが下げた割には下げ幅が少ない感じでした。
この動きを見る限り、日本株に下値の耐性がついてきているような感じもします。
ただ、昨日、ナスダックが12490まで下げ、3/14の安値12555を割れてきたので、まだNY市場に落ち着く気配は見られません。
ナスダックが更に下押しするような動きとなった場合、日本株ももう一段売られる動きとなる可能性があるので、目先は警戒する局面が続いていると思います。
しかし、上記で書いたように、日本株に下値の耐性がついてきているような感じもあるので、仮にもう一段下押しする動きとなったとしても、日経平均は3/9につけた安値24681円は割れずに維持するのではないかと考えます。