前日の米国株市場は、主要株価指数が高安まちまちで、はっきりしない動きでした。
今日の日経平均は、26430円で寄り付き、50円程度高く始まりました。
9時24分に26348円まで下落し、一時、前日比でマイナスとなる場面もありましたが、底から切り返す動きとなり、大引け間際に26876円まで上昇。
日中の高値で引ける形となり、+461円の26847円で終了。
日経平均は大きく反発しました。
売買代金は前日よりも減少して3.4兆円台でしたが、連日の3兆円超えとなりました。
商いを伴いながら、5日線を超えてくると共に、直前で空けた2つのマドを埋めてくる
本日の日経平均は大幅反発となり、5日線(今日の時点で26726円)を引け値で超えてきました。
なお、本日、26876円まで上昇したので、4/26~27にかけて空けたマド(26406~26592円)を埋めてくると共に、4/22~24にかけて空けたマド(26764~26904円)もほぼ埋めてくる形となりました。
今日は、日経平均よりもTOPIXの方が上昇率は高かったのですが、TOPIXの日中高値は1901.39まであったので、こちらは4/22~24にかけて空けたマド(1882.47~1892.85)を完全に埋めてきました。
売買代金も大型連休前にもかかわらず、3兆円を超える商いとなっていたので、薄商いの中、戻るという形ではなかったので、堅調でした。
昨日、下ヒゲありの小陽線で引け、そして本日、商いを伴いながら、5日線を超えてくると共に、直前で空けた2つのマドを埋めてきています。
この動きを見る限り、日経平均は28338(3/25)から調整する動きとなっていたのですが、その調整は昨日の安値26051円で終わり、そこから切り返す動きに入った可能性が出てきたように思われます。
今晩と明日のNYの動きを見る必要がありますが、それが堅調な動きとなれば、来週以降、反転する動きに入ってくる展開も期待できると思いますので、まずは最初の連休の谷間における海外市場の動きが注目されます。