前日の米国株市場では中国景気減速を警戒し、前半は売りに押されましたが、米長期金利の急低下を受けてハイテク系グロース株が買われ、NYダウ、ナスダックは高く終わりました。
これをうけて今日の日経平均は、26743円で寄り付き、高くスタートしました。
その後、9時31分に26592円まで値を下げて、一時前日終値近辺まで下落しましたが、そこから反転。
13時7分に26808円まで上昇しました。
そこからは引けにかけてやや押し戻されて、大引けは+109円の26700円で終了。
日経平均は3日ぶりに反発となりました。
売買代金は前日よりもやや増加して2.5兆円台でした。
日経平均は3日ぶりに反発となったが‥‥
今日の日中高値は26808円まであったので、昨日空けたマド(29764~26904円)を一部埋めてきました。
しかしそこから押し戻されたので、日足の形状は上下ヒゲありの小陰線でした。
現状、28338(3/25)の戻り高値から調整局面にあるのですが、今は27580(4/21)から2段目の下げが進行中となっているのではないかと思います。
a波:28338(3/25)⇒ 26304(4/12)
b波:26304(4/12)⇒ 27580(4/21)
c波:27580(4/21)⇒ 現在進行中
a波の下げ幅が2034円なので、仮にこれと同値幅下げる形になると、c波の安値のターゲットは25500円程度となります。
また、3/16~17にかけて25824~26152円でマドを空けているので、これを埋める水準もc波の安値のターゲットとして考えられるのではないかと思います。
昨日の米国株市場は、反発となりましたが、まだここで下げが止まったかどうかは定かではありません。
米国株が再度下値を模索する動きとなった場合、日経平均は上記で記載したような水準を試す動きとなるのではないかと考えます。