前日の米国株市場ではNYダウなどの主要株価指数が朝高後に値を消し、小幅な上昇にとどまりました。
これをうけて今日の日経平均は、27984円で寄り付き、70円程度高く始まりました。
その後、9時33分に27863円まで下げて、一時はマイナスに落ち込む場面もありましたが、底から買われて12時54分に28094円まで上昇しました。
ただ、そこからまた戻りに押されて、上げ幅を縮小。
引けは+28円の27943円で、小幅ながらも3日続伸で終わりました。
売買代金は前日よりも増加して2.6兆円台でした。
200日線を1月5日以来、約5か月ぶりに回復する
今日の時点で200日線は27939円だったので、引け値で1月5日以来、約5か月ぶりに同線を回復する形になりました。
ただ、TOPIXは1947.03で引けたので、こちらはまだ200日線(今日の時点で1953.05)までには届かずとなっています。
とりあえず今日は上昇となったものの、途中で上げ幅を縮小する動きとなったので、動きとしては今一つの感じでした。
しかし、25日線(今日の時点で26870円)が75日線(今日の時点で26821円)を上に抜けてきたので、ゴールデンクロス(GC)が示現する形となりました。
6月1日から75日線が上向きに転じてきている中でGCが示現しているので、これは真正のGCとなり、強気要素となります。
また、本日、久ぶりに日経平均が200日線を引け値ベースで回復する動きとなったのですが、ここから同線を維持する形が続けば、200日線にずっと頭を押さえられる動きから変化が生じるということになります。
なので、200日線回復が今日1日で終わらず、ここからしばらく継続できるのかが、次なる焦点となってきます。