前日の米株安の流れを引き継ぎ、今日の日経平均は26625円で寄り付いたあと、FOMCの結果発表を前に、イベントへの警戒感から手掛けにくさが意識され、売られる展開に。
14時29分に26321円まで下げ、昨日の日中安値26357円を割り込みました。
そのまま安値圏で取引を終え、▲303円の26326円で終了。
日経平均は4日続落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.7兆円台でした。
レンジ下限の25688(5/11)を維持できるか?
昨日まで三空での下げとなった後、本日も下落となり、4日続落となりました。
米国株市場は、6/13に5/20につけた安値を更新したあと、昨日も更に安値を下回る形となっています。
今晩のFOMCの結果をうけて、更に下に行くのか、それとも、ここで一旦踏みとどまるのかが目先的には注目されます。
なお、米国株が安値を更新する動きとなっているのに対して、日本株は3/9につけた安値よりもまだ上に位置しているので、動きとしてはそこまで悪くないとは言えますが、やはり米国株が落ち着いてこないと切り返しに転じてくるのは難しいと言えます。
日経平均は、3/9に24681円で安値をつけたあと、28338(3/25)まで上昇。
そこから25688(5/11)まで下げた後、28389(6/9)まで上昇し、その後、再度下げに転じるという動きになっています。
この動きは、28300~28400円を上限とし、25688(5/11)を下限とする、レンジ内での動きともみられるので、現在、25688(5/11)に向けて再び下げる動きとなっていますが、この下げでレンジ下限を維持できるのかどうか、という所が一つの焦点となってくると考えます。