前週末の米市場で主要3指数がそろって下落。
これをうけて今日の日経平均は、27567円で寄り付き、80円程度安い水準でスタート。
その後、9時11分に27511円まで下落し、140円程度マイナスとなる場面もあったのですが、13時44分に27673円まで上げ、プラス圏に浮上しました。
そこから再度売りに押され、大引けは▲31円の27619円で終了。
日経平均は4日続落となりました。
今晩は米市場がレーバーデーで休場となるため参加者が少なく薄商いとなり、後半は模様眺めに終始する形となったことで、商いは盛り上がらず、売買代金は前日よりも減少して1.9兆円台で、2兆円に届かずでした。
ストキャスティクスでみても、やや売られすぎのゾーンに入ってきている
日経平均は4日続落で、27511円まで下落したので、9/2につけた安値27570円も割れてきました。
8/17の高値29222円からの下げ幅はこれで1711円となったのですが、当該高値から今日の安値までの値動きを見ると、以下のとおりになっています。
①下げ:29222(8/17)⇒ 28282(8/24)
②戻り:28282(8/24)⇒ 28792(8/26)
③下げ:28792(8/26)⇒ 27511(9/5)
①下げの日柄は6日(両端入れ)なのですが、それに対して、③下げの日柄は今日の時点で7日となっています。
このため、日柄的な面からみると、そろそろ一旦反発する動きとなってもおかしくないのではないかと思われます。
また、オシレーター系のストキャスティクスでみても、今日の時点で、Fastが7%、Slowが13%となっています。
この水準は、6月20日に日経平均が25520円を付けた時以来の水準(※)まで低下していることになります。
(※)このときは、6月20日の前営業日の6月17日にFastが5.2%、Slowが5.7%まで低下しました。
相場の強弱の勢いの面からみても、やや売られすぎのゾーンに入ってきているので、この面から見ても一旦反発する動きとなってもおかしくないのではないかと思われます。