前日の米国株市場がレーバーデーの祝日で休場だったことから、手掛かり材料難のなかで模様眺めムードの地合いとなりました。
日経平均は27650円で寄り付き、30円程度高く始まった後、9時4分に27557円まで下落し、60円程度マイナスとなりましたが、そこから上げに転じて10時5分に27813円まで上昇。
一時上げ幅は200円に迫りました。
それ以降は買いが続かず、欧州でインフレ警戒感が募るなか、今週8日に行われるECB理事会の結果を見極めたいとの思惑も買いを手控えさせる形になりました。
大引けは+6円の27626円で終了。
日経平均は5日ぶりに小反発となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.1兆円台でした。
29222(8/17)の高値から、今日の時点で経過日柄は15日
本日は、日経平均は小反発となったものの、TOPIXは小幅下落で、高安まちまちの展開でした。
今日の日中安値は27557円だったので、昨日の安値27511円は維持しました。
とりあえず、200日線(今日の時点で27477円)近辺で一旦下げ渋る感じとなっています。
なお、オシレーター系のストキャスティクスは、昨日の時点で、Fastが7%、Slowが13%となっており、今日の時点ではFastが8%、Slowが9%まで低下しています。
この数値からみると、水準的にはやや売られすぎの所まで低下してきています。
また、29222(8/17)の高値から、今日の時点で経過日柄は15日(両端入れ)となります。
昨年9月に30795円の高値をつけて以降の値動きを見ますと、13~18日(両端入れ)で一旦下値をつけて反発するという動きになっていますので、この点からしますと、29222(8/17)からの調整は今週中で一旦下値をつけて反発してくるのではないかと考えております。