前日の米国市場が下落したこともあり、今日の日経平均は27631円で寄り付き、240円程度安く開始。
値がさハイテク株などが売られて、10時21分に27525円まで値を下げました。
その後は、来週20~21日にFOMCがあるほか、東京市場は明日から3連休となることもあり、ポジション調整売りが優勢となり、安値圏でのもみ合いとなりました。
大引けは▲308円の27567円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は前日よりも増加して3.4兆円台でした。
NYダウは6/17につけた安値29653ドルを維持できるのかどうかがポイント
今日の日中安値は27525円まであり、前日の安値27801円を割れてきました。
また、今日の日中高値が27654円に対して、前日の日中安値が27801円なので、150円程度マドを空けて下落しました。
直近で、9/7に27268円の安値を付けた時は、200日線を一時下回ったところで切り返しとなり、反転しました。
直近で200日線が27412円に位置しており、再びこの水準に近づいてきているので、今回もこの水準で切り返すことができるのかが注目されます。
なお、日経平均が切り返してくるためにはNY株の下げが止まる必要があるのですが、NYダウは34281(8/16)の戻り高値からの調整が継続しています。
NYダウの34281(8/16)の戻り高値からの調整は、6/17につけた安値29653ドルを目指す方向で動いてきており、当該安値まであと1300ドル程度に迫ってきています。
仮に、ここから下げても、6/17につけた安値29653ドルを割れずに切り返してくることができれば
、二番底をつけた形となり、その後の上昇が期待できる形となります。
よって、NYダウの調整が進んだ場合、当該安値を維持できるのかどうかという点も注目されます。