米金融引き締めが緩和するとの期待感から、米国株は続伸。
これをうけて今日の日経平均は、27113円で寄り付き、140円程度高い水準でスタートしました。
12時37分に27337円まで上げて、27399(10/6)の戻り高値に接近する場面もありました。
その後は高値圏でもみ合いとなり、+275円の27250円で終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.7兆円台でした。
保ち合い後にレンジ上限を抜けてきた場合、しばらく上昇基調が続くことが予想される
引き続き、三角保ち合いの動きが継続していますが、27399(10/6)の戻り高値に接近し、保ち合いの上限に近づいてきました。
米国市場では、NYダウが10/13に28660ドルで安値をつけてから、金融引き締めが緩和するとの期待感を背景に戻り方向で、31499ドルで引け、昨日の段階で75日線(昨日の時点で31445)を回復してきました。
このまま米国株が戻り方向で動いてくれば、日本株もそれに引っ張られる形で上昇し、27399(10/6)の戻り高値をいずれ抜けてくるのではないかと考えます。
なお、本日、日経平均は27250円で引けたので、今日の時点で再び200日線(今日の時点で27211円)を回復しています。
25621(10/3)の安値以降で、200日線に接近してきたのはこれで3度目となります。
200日線の3度目の挑戦で、ここから27399(10/6)の戻り高値を抜けてくることができるのかは、注目されるポイントになります。
なお、保ち合い後にレンジ上限を抜けてきた場合、しばらく上昇基調が続くことが予想されます。
徐々に煮詰まり感も出てきているような感じもしますので、今週から来週までの間で、レンジを抜けることができるかどうか、注目されます。