米供給管理協会が1日に発表した11月製造業総合指数は、49.0と2020年5月以来初めて50を下
回り、米景気への懸念が強まりました。
これをうけて今日の日経平均は、27983円で寄り付き、28000円を割れて開始。
米景気への懸念や為替の円高が重しとなり、10時58分に27662円まで下落し、一時下げ幅は500円を超えました。
その後の戻りは限定的で、引けは▲448円の27777円で終了。
日経平均は下落で取引を終えました。
売買代金は前日並みの3.1兆円台でした。
調整完了後に再度28502(11/24)を目指す方向に切り返してくるのではないか
昨日の安値が28226円に対して、今日の同高値が27983円なので、200円以上マドを空けて下げる形でした。
昨日の日足は、上髭ありの小陰線で、今日はマドを空けて下落しています。
また、25日線(今日の時点で27844円)も割れて引けています。
そのほか、日中安値は27662円まであったので、11/30の直近の安値27802円も下回っています。
昨日、反発したものの、日経平均に対してTOPIXの上げが限定的だったので、そこから戻りが続くかどうか、やや疑問視される形だったのですが、本日、直近の安値も割れてくる形となったので、28502(11/24)からの調整局面が継続する形となっています。
なお、ここまでの感じからすると、来週あたりまで28502(11/24)からの調整局面が継続するかもしれません。
その場合は、調整完了後に再度28502(11/24)を目指す方向に切り返してくるのではないかと考えます。