前日の米国市場で長期金利が低下しハイテク株高となったことを受け、半導体関連やグロース(成長)株を中心に買いが入り、今日の日経平均は25825円で寄り付き、100円程度高い水準でスタート。
10時31分に25947円まで上昇し、一時上げ幅は200円を超えました。
ただ、その後は伸び悩みとなり、12時43分に25750円まで値を下落。
そこからやや戻して、大引けは+103円の25820円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.5兆円台でした。
28502(11/24)からの下落日数は今日の時点で29日目で、前回の下げ日柄(32日)に接近
今日の日経平均は反発となりましたが、TOPIXはプラスで終わったものの、上げ幅は+0.04%で、ほぼ前日並みで終了。
騰落銘柄数は、値上がりが662銘柄に対して、値下がりが1114銘柄で、値下がり銘柄が優勢でした。
欧米株は比較的堅調に推移していますが、日本株は日銀の金融政策変更の影響がまだ残っているせいか、欧米株の上昇についていけていない状況が継続しています。
昨日の大発会で下げた反動もあり、今日はとりあえず反発しましたが、日足の形状は日経平均、TOPIXともに十字線で、反発力は弱い感じとなっております。
まだ下値模索の動きが継続しており、10/3につけた安値25621円をここから割り込んでくる可能性がありますが、28502(11/24)からの下落日数は今日の時点で29日(両端入れ)となっています。
29222(8/17)から25621(10/3)まで下げた日柄が32日なので、あと3日ほど下げると、当該日柄と下げの日柄が並んできます。
また、15~16週間隔で安値をつけにいくサイクルが継続している中で、今週は25621(10/3)で安値をつけた週から14週目となっています。
騰落レシオ(25日)も75.9%まで低下しており、28502(11/24)から5波目の下げが進行中と見えます。
以上のような点から鑑みると、安値から反転する局面は近づいてきているように思われます。