今日の日経平均は25740円で安く寄り付いた後、25719円まで下げ、100円程度マイナスとなる場面もありました。
ただ、その後は為替が対ドルで円安に振れたことで輸出関連銘柄に買いが入ったほか、年末から売られてきた割安感から、値がさ株の一角が買われ、12時35分に26034円まで上昇。
一転して200円程度プラスになる場面もありました。
その後はもみ合いとなりましたが、大引けは+153円の25973円で終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は前日並みの2.5兆円台でした。
どこで目先の底を入れて反転するのかを見極めて行く局面
今日は一時26034円まで買われたので、12/30~1/4にかけて空けたマド(25840~26067円)をほぼ埋めてくる所まで一時戻りました。
また、5日線(今日の時点で25939円)を超える水準でとりあえず引けました。
とりあえず、1/4に25661円まで下げたものの、25621(10/3)の安値は割れずに一応、切り返す動きとなっています。
15~16週間隔で安値をつけるサイクルが、今週時点で14週目なので、あと1~2週下げる可能性はまだ残されているのですが、どこで反転する局面を迎えるのか、注目されるところです。
なお、反転に転じるためには、まずは下降を続けている5日線が上向きに転換してくる必要があります。
来週休み明けの火曜日に、5日線が上向きに転換してくるためには、1/10の引け値が12/29の終値26093円よりも上で引ける必要があります。
火曜日も上昇となり、3日続伸となって、引け値が26093円よりも上で引けてくると、反転の目も出てくるのですが、東京市場は月曜日は休場となるので、その間のNYの動きによっては再び安値模索の動きが続く可能性もあります。
とりあえず、現時点でどちらに動いてくるのか、想定が難しいのですが、現時点ではやや売られすぎの水準まで下げてきているので、ここからは、どこで目先の底を入れて反転するのかを見極めて行く局面になると考えています。