前日の米国株市場でハイテク株中心に売りがかさんだことを受け、東京市場も主力株をはじめ広範囲に買いが手控えられる形となり、今日の日経平均は25834円で寄り付き、安寄りで開始。
9時12分に25661円まで値を下げました。
その後は安値圏で上下する動きとなり、大引けは▲377円の25716円でクローズ。
2023年の大発会は、値上がり銘柄が213に対して、値下がり銘柄は1584で、売り優勢で取引を終えました。
売買代金は2.7兆円台でした。
騰落レシオ(25日)は75.9%まで低下
前営業日の日中安値は26067円に対して、今日の同高値は25840円だったので、今日は前営業日から200円以上マドを空けて下落する形になりました。
なお、今日の日中安値は25661円だったので、10/3の安値25621円は辛うじて維持しました。
ただ、現状は10/3の安値25621円から15~16週間隔で安値をつけにいく局面にあり、今週の段階で当該安値から14週目なので、まだあと1~2週程度下げる余地があります。
この点から鑑みると、10/3の安値25621円はいずれ割れてくる可能性が強いのではないかと考えています。
しかし、今日の時点で騰落レシオ(25日)は75.9%まで低下してきているので、売られすぎの水準まで売り込まれています。
この点からすると、騰落レシオ(25日)が売られすぎの水準まで低下してきたところで、15~16週間隔で安値をつけにいくサイクルのボトムをつけて、以後、1月の半ば~後半あたりからは反発に転じる局面に移行してくるのではないかと想定しています。
なお、ご挨拶が遅れましたが、本年もどうぞよろしくお願いします。