前日の米株式市場で、米長期金利の低下を背景にハイテク株などに買いが流入し、主要3指数は上昇して引けました。
これをうけて今日の日経平均は、26288円で寄り付き、寄り直後に26321円をつけ、200円以上高くなる場面がありました。
ただ、東京市場は明日から年末年始の休みに入ることもあり、積極的な売買は手控えられ、売りに押される展開となり、14時34分に26067円まで下落。
一転してマイナスとなる場面もありました。
大引けは+0.83円の26094円で終了。
日経平均は辛うじてプラスで今年の取引を終えました。
売買代金は2.1兆円台でした。
2022年大納会は冴えない動きで終了
日経平均は5日線(今日の時点で26276円)を超える場面もありましたが、戻りに押されて陰線引けで終了。
大納会は冴えない動きの1日となりました。
なお、12月27日の記事で書いたように、日経平均は15~16週間隔で一旦安値をつけて反発するという動きを繰り返しています。
直近の安値は10月3日につけた25621円になるのですが、昨日につけた安値25953円まで、13週が経過する形になっています。
今日の動きを見る限り、昨日につけた安値25953円で底が入ったようには見えないので、あと2~3週はまだ下値を試す展開が続きそうです。
とすると、年明けも安い動きが続き、1月2~3週目あたりに安値をつけて反発する動きになりそうな感じです。
まだしばらく安値模索の動きは続きそうな感じなのですが、騰落レシオ(25日)は今日の時点で78.05%まで低下しているので、売られすぎの領域に入ってきつつあります。
15~16週間隔で安値をつけるサイクルが近づきつつあり、騰落レシオ(25日)も売られすぎの領域に近い所まで低下してきているので、安値をつけた後はある程度反転する動きが期待できるのではないかと考えております。
なお、本日が2022年最後の投稿となります。
皆様、どうぞよいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。