前日の米国株市場では発表された弱い経済指標を背景に主要指数が下落し、リスクオフの流れから日経平均は26541円で寄り付き、250円程度下落してスタート。
その後、13時19分に26368円まで下げた後は安値圏でもみ合いとなり、最終的に▲385円の26405円で終了。
前日に日銀の金融政策決定会合の結果を受けて後場に入って急伸しましたが、その反動もあって目先筋の利益確定売りが活発で、日経平均は大きく反落となりました。
売買代金は前日よりも減少して2.5兆円台でした。
NY株の急落をうけて大きく反落
日経平均は昨日大幅高となったのですが、NY株の急落をうけて大きく反落となりました。
米国株はここのところ戻り方向にあったのですが、昨日の下げで主要3指数ともに5日線を割り込む形となっているので、ここから下げの圧力が強くなる可能性があります。
となると、日本株は昨日大幅に上昇したものの、米国株の下げに引っ張られて下方向に動いてくる可能性が出てきています。
そうなった場合、28502(11/24)から続く調整波はまだ終わっておらず、25661(1/4)から26816(1/18)までの戻りが5波中4波目の戻りで、26816(1/18)から5波中5波目の下げが進行中という見方が優勢になってきます。
なお、その見方は5日線(今日の時点で26255円)をここから明確に割り込んでくると、強くなってくると思われます。