前日の米国株市場で、労働市場の堅調さが示されたことから金融引き締めの継続を意識する売りが優勢となり、主要3指数は下落となりました。
この流れを受けて日経平均は26346円で寄り付き、下落してスタートしました。
寄り直後に26320円で日中安値をつけたのですが、下値には値頃感からの買いが流入し、売り一巡後は反発に転じました。
後場に入ると、上昇幅を拡大し、大引けは+148円の26553円で終了。
高値引けとなり、日経平均は反発しました。
売買代金は前日よりも減少して2.2兆円台でした。
日経平均は25661(1/4)で当面の安値をつけて、以降、反転局面に入ってきたという可能性が強くなってきた
昨日の米国株は下落だったのですが、日経平均は切り返して反発となりました。
12月の日銀の金融政策変更以降、アメリカが上げても日本株は下がるという動きが続いてきたのですが、今日は米国株が下げても日本株が上がるという、これまでとは逆の展開になりました。
今日の上げで日経平均は25日線(今日の時点で26498円)を再び回復。
また、TOPIXについても1926.87で引けて、200日線(今日の時点で1918.9)を回復してきています。
昨日の下げで、ここからNYに引っ張られて再度下方向を目指す動きもあるかもしれないと考えたのですが、今日の上げでその可能性は低くなってきたように思われます。
NY株が下げ基調になると、28502(11/24)から続く調整波はまだ終わっていないという見方が優勢になってくる
前日の米国株市場では発表された弱い経済指標を背景に主要指数が下落し、リスクオフの流れから日経平均は26541円で寄り付き、250円程度下落してスタート。その後、13時19分に26368円まで下げた後は安値圏でもみ合いとなり、最終的に▲385...
となると、日経平均は25661(1/4)で当面の安値をつけて、以降、反転局面に入ってきたという可能性が強くなってきたようにも感じられます。
今のところ、日経平均に比べてTOPIXの方がチャートの形状は良いので、ここからTOPIXに引っ張られて日経平均も反転していく、という展開も想定されるのではないかと思われます。