前週末の米国株市場で、NYダウ、ナスダック指数ともに下落で終了。
しかし、外国為替市場で急速に円安が進んだことで、これを手掛かり材料に買いが優勢となり、日経平均は27764円で寄り付き、250円程度高くスタートしました。
11時23分に27821円まで上がり、一時上げ幅は300円を超えました。
ただ、その後は売りに押されて上げ幅を削る展開に。
14時56分に27656円で日中安値をつけて、最終的に+184円の27693円で終了。
日経平均は4日続伸となりました。
売買代金は前日よりも減少して3.0兆円台でした。
米国株市場で、ナスダックやS&P500は、高値から続く上値抵抗ラインを突破してきている
今日は一時27821円まで上がり、引き続き、戻り高値を更新する動きとなりました。
ただ、その後は売りに押されたので、日足の形状は小陰線となり、やや上値が重い感じでした。
なかなか勢いよく上がるという動きにはなっていませんが、じりじりと戻る方向で動いてきており、12/15~16で空けたマド(27713~27987円)も一部埋めてくる形になっています。
11/11から上向き基調に転換した200日線も、1/12から再度下向きになっていましたが、2/1から再度上向き基調になってきているので、トレンドとしては戻りを試す方向にあると思います。
米国株市場でも、ナスダックやS&P500は、2021年11月~2022年1月につけた高値から続く上値抵抗ラインを上に抜いてきているので、当面、戻り優位の局面にあると思われます。
このように、現時点での環境は良好とみられますので、このような環境下において、どこまで上値を伸ばすことができるのかを見ていく局面になるかと考えます。