前日の米国株市場で、パウエルFRB議長が今年はインフレが大幅に鈍化するとの見方を示したことで、金融引き締めに対する警戒感が弱まり、ハイテク株など中心に買われました。
ただ、今日の日経平均は27690円で寄り付き、前日並みで寄り付いた後、9時2分に27719円まで買われたものの、為替が円高傾向に振れたことで、そこから目先筋の利益確定売りを誘発。
9時35分に27453円まで下落しました。
しかし、そこから切り返す動きとなり、大引けは▲79円の27606円で終了。
日経平均は続落となりました。
売買代金は2.7兆円台でした。
NYダウは切り返す動きとなり、34000ドル台を再度回復
本日、日経平均は続落となり、陰線引けとなりましたが、下ヒゲをつけて戻して終了。
TOPIXは小幅プラスで引け、騰落銘柄は値上がりが993銘柄に対して、値下がりが744銘柄で、地合いとしてはさほど悪い感じはなかったような感じです。
ただ、夜間市場で日経平均先物が27450円まで下げているので、27821(2/6)で目先高値をつけて一旦一服する動きとなっているように思われます。
なお、昨晩の米国株市場で、NYダウが切り返す動きとなり、34000ドル台を再度回復する動きとなっているので、ここから昨年12月13日につけた34712ドルの戻り高値を抜く方向に動いてこれるのか、という所がポイントになります。
ここで34712ドルの戻り高値を抜けてくると、昨日の記事でも書いたように、2022年1月につけた高値36952を目指して再度上昇基調に戻ると見ていますので、目先どう動いてくるのか、注目されます。
NYダウは、34712(12/13)から続く三角保ち合いの動きが終れば、再度高値方向を目指す展開となるか
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