前日の米株式市場は、NYダウは横ばいで終わりましたが、ハイテク株などが堅調でナスダック指数は4日ぶりに反発しました。
この流れを受けた日経平均は、27554円で寄り付き、80円程度高い水準でスタートしました。
9時4分に27591円まで上げたものの、そこから売りに押されて12時39分に27456円まで下落。
一時マイナス圏に落ちましたが、そこから切り返して大引けは+45円の27518円で終了。
日経平均は3日ぶりに反発となりました。
本日は薄商いで、売買代金は前日より大きく減少して1.9兆円台で、2兆円割れでした。
日経平均は三空でマドを空けての下落とはならず、3日ぶりに小反発
今日は小幅反発となりましたが、寄り値よりも下で引けたので、陰線引けでした。
昨日まで2日連続でマドを空けて下げる形だったのですが、今日はマドを空けて下げる形とはなりませんでしたので、三空でマドを空けての下落とはなりませんでした。
現状、日経平均は26632(3/16)の安値から反発となり、28287(4/4)まで戻した後、下落となっていますが、ここでの下落は26632(3/16)の安値からの戻り局面の中で一服する動きとみています。
この見方が正しいかどうかのカギを握っているのはドル円になるとみています。
そのドル円は3/24まで下げた後、4/3まで戻し、その翌日から5日線を割り込んで4/5まで下げています。
その後、切り返す動きとなり、現時点で5日線を回復して132円台まで戻す動きとなっています。
ドル円がそのまま戻り基調を維持して、下向きになった5日線が再度上向きに転じてくると、ドル円の戻り基調が確認できて、日経平均が再び戻り基調に回帰する見方が強まってくると思います。