前日の米国株市場でNYダウ、ナスダックともに大きく下げたことで、投資家心理が冷やされて、今日の日経平均は28478円で寄り付き、140円程度下落して開始。
10時に28551円まで戻した後は再度売られる展開となり、13時10分に28319円まで下落。
一時下げ幅は300円程度となりました。
そこから引けにかけてやや戻して、大引けは▲203円の28416円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は前日よりも増加して2.7兆円台でした。
現在が4波目の調整の動きであれば、この調整は長く続かず、切り返しに転じて5波目の上げに移行すると思われるが
昨日の日中安値が28609円に対して、今日の同高値が28551円なので、50円程度マドを空けて下落しました。
5日線(今日の時点で28570円)を明確に割り込んで、同線も下向きになっているので、ここから調整が拡がるかどうか、というところです。
なお、米国株市場はしばらくの間、高値圏でもみ合う動きが続いていたのですが、昨日、ナスダックは25日線を明確に割り込む動きとなっています。
NYダウも久しぶりに長い陰線が出ています。
NYダウは3月の安値から反転開始となっているのですが、現在が4波目の調整の動きであれば、この調整は長く続かず、切り返しに転じて5波目の上げに移行すると思われます。
日本株も騰落レシオ(25日)が昨日の段階で146%まで上げるなど、過熱感が出ていました。
現時点では、もうひと上げあるのではないかとみているのですが、ここで目先の調整で過熱感を冷やし、そこから再度上げ方向に向かうのか、あるいは調整拡大の動きに発展していくのか、注目されるところです。