前日の米国株市場で、ハイテク株比率の高いナスダックは反発したものの、NYダウは200ドルあまりの下げで続落となりました。
これを受けて今日の日経平均は、28340円で寄り付き、70円程度安い水準でスタート。
そこから9時21分に28241円まで下落しました。
ただ、その後は切り返す動きとなり、14時50分に28459円まで上昇。
そのまま高値圏で取引を終え、+41円の28457円でクローズし、日経平均は反発となりました。
売買代金は前日よりも増加して3.0兆円台で、約1か月ぶりに大台回復しました。
明日は日銀会合の結果をうけて、市場がどう動いてくるか?
昨日、日経平均はマドを空けて下げ、5日線も下回って、同線も下向きとなりました。
NYダウも続落となったので、日経平均もそれに引きずられる動きになるかと警戒されたのですが、意外にも底堅く、安寄り後に切り返したので陽線で引ける形になりました。
明日以降、5日線(今日の時点で28530円)を上回り、4/25~26に空けたマド(28551~28609円)を埋めてくると、4/25につけた28806円抜けを試す方向に動いてくると思われます。
一方、4/25~26に空けたマド(28551~28609円)を比較的早期に埋めることができないと、調整が進む方向で動いてくると思います。
なお、明日は日銀会合の結果が公表されます。
この結果をうけて、市場が大きく動いてくる可能性もあるので、明日の会合後に市場がどう動いてくるのか、注目されるところです。