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レンジ相場の動きがまだ続いているとした場合、5月中旬前後で当面のピークをつける可能性もある

日経平均 日経平均
出所:SBI証券
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朝方は広範囲にリスクを取る動きが優勢となり、日経平均は29278円で寄り付き、150円程度高い水準でスタート。

ただ、大型連休を控え、東京市場では来週まで取引が行われないことから買いポジションを高める動きは限定的で、そこから値を下げる展開に。

11時12分に29083円まで下落して、40円程度マイナスとなる場面もありました。

その後は半導体関連などをはじめ輸出セクターなどに押し目買いが入り全体を支える格好になり、大引けは+34円の29157円で終了。

日経平均は小幅ながらも4日続伸となりました。

売買代金は2.6兆円台で、3兆円台には届かずでした。

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連休明けの動きに注目

今日の日中高値は29278円だったので、昨年8月の29222円の高値を抜けました。

ただ、連休中の3日に結果が出るFOMCを前に、この結果を見極めようとする思惑が上値を重くしました。

日経平均は小幅ながらプラスとなったのですが、TOPIXは下落で、方向感に欠ける1日でした。

日経平均は26632(3/16)の安値から反発開始となり、今日の高値までで、日柄は33日(両端入れ)となりました。

 

なお、4月24日の記事でも書いたのですが、2021年9月につけた30795円の高値からの戻り局面で、戻りの日柄が30日以上あった局面は、以下の3回ありました。

①25520(2022年6月20日) → 29222(8月17日):41日

②25621(2022年10月3日) → 28502(11月24日):36日

③25661(2023年1月4日) → 28734(3月9日):45日

仮に、②と同じ日柄を戻す形になると5月10日がピーク、同様に①と同じ日柄を戻す形になると5月17日がピーク、③と同じ日柄を戻す形になると5月23日がピークとなります。

この後の戻りが鈍いと、5月に当面の戻りのピークをつけて、秋口にかけて調整する、というパターンもありうると想定
前週末の米国株市場で発表された4月の米製造業PMIが市場コンセンサスを上回り、好不況の分水嶺とされる50を上回ったことで、米景気失速に対する懸念は後退し市場センチメントが改善。米国株が小幅高だったことを受けて今日の日経平均は、28631円で...

30795円の高値からのレンジ相場の動きがまだ続いているとした場合、5月中旬前後で当面のピークをつける可能性もあるので、連休明け以降の動きは特に注意を要するのではないかと考えています。

ただ、26632(3/16)の安値から本格的な上昇相場に移行しているとしたら、5月中旬前後で当面のピークをつけるという可能性はなくなります。

30795円の高値からのレンジ相場の値動きがまだ続いているのかどうかは、ここからさらに上値を伸ばせるかどうかによると思います。

この先、上値を追う動きが乏しくなると、レンジ相場の値動きがまだ続いているという可能性が高くなってくるし、逆に上値を追う動きがここからさらに継続するようであると、レンジ相場は終わり、本格的な上昇相場に移行した可能性が高くなってくると思われます。

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