前週末の米国株市場で主要株価指数が揃って上昇。
更に外国為替市場で急速に円安が進行したことが、全体相場に追い風となり、日経平均は29058円で寄り付き、200円程度高く始まりました。
10時49分に29016円までいったん下押ししたものの、全般的に買い優勢で、15時ちょうどに29145円で日中高値をつけて、ほぼ高値水準で終了。
日経平均は+266円の29123円で引け、3日続伸。
売買代金は3.1兆円台で、今日も3兆円の大台を超えました。
日経平均は3日続伸で、29000円台のせ
今日も高寄りで始まり、先週末の日中高値が28879円に対して、今日の同安値が29016円だったので、130円程度マドを空けて上昇しました。
先週金曜日も、わずかではあるのですが、マドを空けて上げたので、これでマド空けでの上昇は2日連続。
なお、今日の日中高値は29145円まであったので、昨年8月につけた29222円の高値まで、あと70円程度まで迫りました。
仮に昨年8月につけた29222円の高値を抜けると、次の戻りの節は、以下になります。
①29388円(2022年1月)
②29960(2021年11月)
③30795(2021年9月)
先週金曜日から上げに勢いがあるので、今の流れからすると、①はとってきそうな感じはします。
①の高値をとった後、その後も上げの勢いが継続して、②、③の高値も抜けてくるような展開になれば、相場の動きは強いということになりますが、途中で上げが失速して②、③の高値を抜くことができずに反落してくるようだと、30795(2021年9月)の高値とダブルトップをつける形になってきます。
仮にそのような形状が示現しますと、一転して天井打ちの色合いが強くなってくるので、ここからの上値がどの程度まで伸びていくのかは、本年後半の相場を占ううえで、非常に重要なポイントになると考えております。