前日の欧州株市場が総じて安かったほか、米国で金利上昇を背景にハイテク株が売られナスダック指数が下落したことなどが投資家心理を冷やし、日経平均は33123円で寄り付き、350円程度安い水準でスタート。
その後も売られて、14時3分に32628円まで下落。
一時下げ幅は800円を超えました。
そこからの戻りも鈍く、大引けは▲768円の32707円。
前日までの2営業日で700円強の上昇をみせていたのですが、今日はそれを一気に吐き出す格好となりました。
売買代金は4.4兆円台でした。
まだ調整が終了していない場合、来週いっぱいぐらいまでは、まだ調整の動きが続くかもしれない
今日の日経平均は700円以上下落して、今年最大の下げ幅となりました。
なお、昨日の日中安値が33203円に対して、今日の同高値が33158円だったので、40円程度マドを空けて下げました。
本日、32707円で引けたので、5日線(今日の時点で33001円)と25日線(今日の時点で32787円)を割れてきました。
昨日の高値が33488円まであり、ここから33772(6/19)の高値を抜ける展開になってくるかと思っていたのですが、予想に反して大幅下落となりました。
これまで、33772(6/19)の高値からの調整は31791(7/12)で終了したのかと思っていました。
が、今日の動き方を見ると、まだそれが終わっていない可能性があるようにも感じられました。
仮に調整の動きがまだ終わっていないとしたら、この先、7/28につけた32037円の安値を割れて、再度、31791(7/12)の安値を試す展開もあるかもしれません。
その場合は、33762(7/3)から31791(7/12)まで下げたときの日柄が8日(両端入れ)なので、33488(8/1)から同程度の日柄で下げる可能性もあります。
33488(8/1)から8日(両端入れ)下げる形だと、来週いっぱいぐらいまでは、まだ調整の動きが続くのかもしれません。