前日の欧州株市場が全面安に売られたほか、米国株市場でもNYダウが4日ぶりに反落し、金利上昇を警戒してハイテク株比率の高いナスダック指数の下げがきつかったことが東京市場でも嫌気され、今日の日経平均は32375円で寄り付き、330円程度安い水準でスタート。
9時6分に32467円まで戻した後は、さらに売られる展開となり、14時50分に32142円まで下落。
大引けは▲548円の32159円で、昨日に続いて大きく下落となりました。
売買代金は4.3兆円台でした。
仮に明日、三空での下落が生じた場合は、底入れのタイミングが近いとみてよいのでは?
昨日の日中安値が32628円に対して、今日の同高値が32467円だったので、160円程度マドを空けて下落。
昨日もマドを空けて下げているので、マド空けでの下落はこれで2日連続。
なお、夜間市場で日経平均先物が一時31660円をつけるところまで下げているので、このままいくと明日もマド空けでの下落となる見込みです。
仮に明日もマド空けでの下落となった場合は、三空での下落が示現します。
三空での下落は、三空叩き込みという相場格言があるように、買いのシグナルとなります。
この動き方はあまり起こらないのですが、直近では3/9から3/14にかけて示現しています。
この時は28734(3/9)から26632(3/16)まで下落して、一旦急落したのですが、その安値から今年の高値33772円まで上昇しました。
よって、仮に明日、三空での下落が生じた場合は、底入れのタイミングが近いとみてよいのではないかと考えております。