前週の米国株市場でNYダウが小幅ながら続伸したことを受け、日経平均は32690円で寄り付き、80円程度高い水準でスタート。
9時5分に32746円まで上げましたが、日銀の金融政策修正への思惑から10年債利回りが上昇。
これを嫌気して半導体の主力株などに売りがかさみ、14時10分に32391円まで下落して下げ幅は200円を超えました。
その後はやや戻したものの、大引けは▲139円の32467円で終了。
日経平均は3日続落となりました。
売買代金は縮小して3.1兆円台でした。
ここから25日線を維持したまま切り返しに転じてくることができれば、先々25日線が75日線を上回るゴールデンクロスが示現する
本日は、日経平均は続落となりましたが、銀行株が買われたことで、TOPIXは小幅ながらプラス圏で着地となりました。
日経平均は32467円で終了したことで、75日線(今日の時点で32486円)を若干下回りました。
ただ、25日線(今日の時点で32285円)は、まだ維持しています。
8月31日に25日線が75日線を下回るデッドクロスが示現。
その後、現時点で25日線が75日線よりも200円程度下に位置していますが、ここから25日線を維持したまま切り返しに転じてくることができれば、先々25日線が75日線を上回るゴールデンクロスが示現することになります。
一目均衡表の雲の下限も、ちょうど25日線に近いところに位置しています。
というわけで、目先的には33322(9/7)からの調整が、25日線を割り込まずに切り返しに転じてくることができるのか、という点が注目されます。