前日の米国株市場でNYダウが上値指向を続けたほか、151円台後半まで円安が進んだことをうけて、市場のセンチメントが強気に傾き、今日の日経平均は32760円で寄り付き、180円程度高い水準でスタートしました。
10時16分に32667円まで押した後、上げ幅を拡げて11時に32836円まで上昇しましたが、そこから売りに押されて、大引けは+110円の32695円で終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は3.5兆円台でした。
10/末の安値からの反発がリバウンドであれば、今週辺りで戻りが止まる可能性も
日経平均は続伸となりましたが、本日の騰落銘柄数は、値上がりが782銘柄に対して、値下がりは821銘柄で、値下がり銘柄が優勢でした。
ただ、本日続伸となったことで、5日線(今日の時点で32532円)は前日よりも上昇となり、昨日、下落に転じていたのですが、1日で再び上げに転じるという形になっています。
なお、本日で10/30の30538円の安値から11日経過(両端入れ)となりました。
高値もしくは安値からの切り返しで、10から15日程度でそれまでとトレンドが変わるパターンがありますので、10/30の30538円の安値からの反発がリバウンドであれば、今週辺りで戻りが止まる可能性もあります。
いまのところ、米国株も10月下旬から戻り基調にあるので、変化の兆しはまだ見えていません。
仮に下げに転じるとしたら、米国株からと思うのですが、米国株は10月中旬の戻り高値を抜けてきているので、場合によっては更に戻りが続く可能性も考えられます。
その場合は、日本株も上げ継続となり、日経平均は33634(9/15)方向を目指す展開になると思われます。