前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇し、揃って年初来高値更新。
これを受けて今日の日経平均は、33107円で寄り付き、300円以上高い水準で始まりました。
9時4分に33172円まで上昇したものの、その後は上値が重く、売りに押される展開に。
14時26分に32800円まで値を下げて、一時は前日終値と同水準のところまで下落しました。
そこからやや戻して、大引けは+51円の32843円で終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は3.4兆円台でした。
ドル円も一旦反発したものの、再び円高方向に振れつつある?
日経平均は続伸となりましたが、TOPIXは下落して終了。
騰落銘柄数も、値上がりが565銘柄に対して、値下がりが1050銘柄で、値下がり銘柄が優勢でした。
日経平均は一時25日線(今日の時点で32065円)を上回ったのですが、そこで跳ね返される形となりました。
また、5日線は、今日の時点で32849円なので、結局、同線とほぼ近い水準での引けとなりました。
今日の動きを見る限り、32205(12/8)からとりあえず反発したものの、上値が重く、押し戻されて引けたように思われます。
一目均衡表の遅行線は、25日前の日足の水準に接近しつつあるので、このままいくと間もなく遅行線も陰転入りする形になると見られます。
ドル円も一旦反発したものの、再び円高方向に振れつつあるので、再び円高が嫌気されて株価の足を引っ張る可能性もあります。
いまのところ、NY株式市場は堅調ですが、その流れに変化が生じると、日本株の足を引っ張る要因が更に増えることになるので、その点も要注意かと考えます。