前週末の米国株市場ではNYダウに続き、S&P500も史上最高値を更新。
これを受けて今日の日経平均は36294円で寄り付き、先週末終値よりも300円以上高い水準でスタートしました。
9時2分に36225円まで一旦下押しした後、再び買いあがる動きとなり、15時に36571円で高値をつけました。
大引けは+583円の36546円で終了。
日経平均は大幅続伸。
売買代金は4.2兆円台でした。
ナスダックとダウ輸送株平均は、2021年11月の高値を更新できておらず
今日の高値は36571円まであり、1/17につけた36239円の高値を更新しました。
TOPIXも高値を更新。
米国株市場でもNYダウとS&P500は高値を更新となっています。
ただ、ナスダックは2021年11月につけた16212が高値になります。先週末は15310で引けているので、高値更新までまだもう少し距離を残しています。
また、ダウ輸送株平均も、2021年11月の16843が引け値ベースの高値となります。先週末は15592で引けているので、こちらも高値更新までまだもう少し距離を残しています。
ということで、米国株市場では、NYダウとS&P500は高値を更新しているものの、ナスダックとダウ輸送株平均は高値を更新できておらず、指数間で高値をつけた時期が異なるダイバージェンスの状態は解消されていません。
米国株市場で更に株価上昇が続き、ダイバージェンスの状態が解消されればよいのですが、これらが解消されない状態で頭打ちとなると、天井打ちのサインとなる可能性があるので、注意が必要かと思います。
現状ではまだピークアウトの兆しは見えませんが、上昇局面も終盤にさしかかってきているのではないかと思うので、この勢いがどこまで続くのかを引き続き注視していく局面かと考えます。