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米国市場で逆イールドが発生してから、1年半程度が経過

日経平均 日経平均
出所:SBI証券
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前日の米株式市場は、ハイテク株を中心に上昇。

これを受けて今日の日経平均は35913円で寄り付き、450円程度高い水準でスタート。

9時38分に36076円まで値を上げ、一時、36000円台を回復しました。

ただ、週末で持ち高調整の動きもあり、後場に入るとやや上昇幅を縮小し、13時57分に35790円まで値を下げました。

が、そこからまた買いなおされて、大引けは+497円の35963円で取引を終えました。

日経平均は4日ぶりに反発で、売買代金は4.5兆円台でした。

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高値更新が続く状況下にはあるのですが、先行きはやや慎重に見ていくべき局面にあるのではないか

日経平均は4日ぶりに反発となり、5日線(今日の時点で35685円)よりも再び上にきました。

年初から上げピッチを早め、1/15に35634円まで上昇。

そこからやや上げのピッチが弱まり、横ばいの動きとなっています。

現在の動きは高値圏でもみ合いの動きになっているとみられるので、まだここから高値更新となる可能性はあると思われます。

なお、今回の上昇の起点は、30538(10/30)になるのですが、そこから週足でみると、12週が経過(両端ベース)となっています。

また、波動構成でみると、30538(10/30)から33853(11/20)までが上げの1波とみると、33853(11/20)から32205(12/8)までが下げの2波、32205(12/8)から36008(1/15)までが上げの3波、そこからもみ合いが4波、というように見えなくもないです。

米国株も、1月に入ってからもみ合いの動きになっているので、仮にこのもみ合いゾーンを抜けて再び高値をとってくると、そこが5波目のピークとなるかもしれません。

なお、米国市場で逆イールドが発生したのが2022年7月になるので、そこから現時点で1年半程度経過しています。

過去のパターンから鑑みると、時期的にそろそろ米国株市場がピークアウトしてもおかしくない時期に入ってきていると思うので、高値更新が続く状況下にはあるのですが、従来から述べてるように、先行きはやや慎重に見ていくべき局面にあるのではないかと考えております。

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