先週末の米国株市場で、ナスダックは7日ぶりに反落したものの、NYダウが連日の過去最高値更新。
これをうけて市場センチメントが改善し、今日の日経平均は35814円で寄り付き、60円程度高い水準でスタート。
12時50分に36186円まで上げ、一時上げ幅は300円を超えました。
大引けは+275円の36026円で終了。
日経平均は反発となりました。
売買代金は3.9兆円台でした。
SOX指数は年初に続き、マドを空けての下落
今日の日経平均は反発となり、5日線(今日の時点で36151円)を一時超えたものの、引け値では同線を維持できませんでした。
ただ、今日は日経平均よりもTOPIXの動きがよく、TOPIXは2529.48で引けたので、5日線(今日の時点で2526.07)を超えてきました。
現状、5日線は下向きなので、日経平均、TOPIXともに同線を超えて、5日線が再度上向きに転じることができるのか、という点が目先のポイントになります。
なお、米国株市場は依然として堅調で、ナスダックは下落となったものの、NYダウとS&P500は連日の高値更新となっています。
いまのところ米国株市場で死角は見当たらないのですが、唯一、やや気になる点としてはSOX指数が先週金曜日にマドを空けて下落したことが挙げられます。
SOX指数のマド空けでの下げは、直近では年初に1度あり、この時はマドを空けて下げた後、更に2日下落して25日線を一旦やや割り込んだのち、切り返しに転じて戻り高値更新となっています。
よって、前回のマドを空けての下げは一時的な下げで終わりました。
先週金曜日のSOX指数のマド空けでの下げが、今回も前回と同じように、一時的な下げで終わるのかどうかについては、一応ウォッチしておいた方がよいのではないかと考えています。