今日の日経平均は38017円で寄り付き、300円程度上げて開始。
11時18分に37935円まで押した後、再度上げ幅を拡大して、大引け間際の15時に38188円で日中高値をつけ、大引けは+454円の38157円でクローズ。
前日の米市場でのハイテク株高を好感する形で半導体関連株などが買われ、指数を押し上げ、日経平均は反発で高値を更新しました。
売買代金は3.4兆円台でした。
本日も高値更新をしているにもかかわらず、値上がり銘柄は全体の3割程度
日経平均は昨日下落したのですが、今日はその下落分を取り戻して、再び高値を更新。
引け値ベースでも38000円台を維持しました。
ただ、騰落銘柄数は、値上がりが505銘柄に対して、値下がりが1106銘柄で、値上がり銘柄は全体の3割程度でした。
このところ指数は上昇基調が継続しているのですが、2月8日あたりから指数が上げている割には値上がり銘柄が少ないという傾向が見られます。
2月8日 +743円 値上がり銘柄584、値下がり銘柄1013
2月9日 +34円 値上がり銘柄565、値下がり銘柄1048
2月13日 +1066円 値上がり銘柄1274、値下がり銘柄353
2月14日 ▲260円 値上がり銘柄324、値下がり銘柄1319
2月15日 +454円 値上がり銘柄505、値下がり銘柄1106
この間、2月13日は、値上がりが1000を超えているのですが、2月8日と15日は、指数が比較的上げている割には値下がりが1000を超えており、やや不自然な感じがします。
これは一部の銘柄が買われて指数を押し上げている形になっているために起きている事象になるとみられるのですが、健全な形での上昇の形ではないと思われます。
この点は、ここまでの上げ局面の中で見られなかった事象になるので、一応、留意しておいた方がよいのではないかと考えます。