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信用取引の評価損は直近時点で▲6.91%まで低下

日経平均 日経平均
出所:SBI証券
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先週末の米国株市場では、事前予想を上回る経済指標の発表を受け、改めてFRBによる早期利下げに対する期待が後退し、主要指数が下落。

これを受けて今日の日経平均は、38473円で寄り付き、10円程度下げてスタートしました。

9時36分に38555円まで上昇し、プラスとなる場面もあったのですが、そこから売られて11時16分に38281円まで下落。

そこから下げ幅を縮小して、大引けは▲16円の38470円で終了。

日経平均は小幅反落となりました。

売買代金は4.3兆円台でした。

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恐怖指数と言われるvix指数は、昨年の12月中旬に一時12を切る水準でボトムをつけ、以降、じりじりと上がる傾向にはある

本日、日経平均は小幅下落となりましたが、TOPIXは上昇で高値更新となりました。

騰落銘柄数も、値上がりが1245銘柄に対して、値下がりは374銘柄で、値上がり銘柄が優勢でした。

引き続き、堅調な地合いが継続していますが、信用取引の評価損は直近時点で▲6.91%まで低下してきています。

これは、2021年3月19日時点の▲5.99%以来の低い水準となります。

2021年の時は、▲5.99%がピークとなって、それ以降、相場の下落とあわせて評価損は2022年1月28日の▲15.75%まで拡大しました。

信用取引の評価損が、この水準まで低下すると相場がピークをつけるという決まりはないのですが、長い目でみると、今の水準は評価損率としてはけっこう低い水準にあります。

また、恐怖指数と言われるvix指数は、昨年の12月中旬に一時12を切る水準まで低下していたのですが、そこをボトムにして、以降、じりじりと上昇する傾向が見られ、先週は一時18近辺をつける所まで上げてきています。

今の所、この動きが指数の下げにつながる形にはなっていませんが、徐々にではあるのですが、水面下で変化に向けた動きは出てきつつあるのではないかとも思っております。

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