前週末の欧米株市場がグッドフライデーの祝日に伴い休場で、手掛かり材料に乏しい中、今日の日経平均は、40646円で寄り付き、250円程度高い水準でスタート。
9時1分に40697円まで上げたものの、そこから下げに転じて、12時30分に39706円まで下落。
その後は安値圏でのもみ合いとなり、大引けは▲566円の39803円で終了。
日経平均は反落となりました。
売買代金は4.6兆円台でした。
25日線を更に割り込み、3月12日に付けた38241円も割れてくると、下値切り上げ型の上昇パターンが崩れてくることになる
今日は続伸で始まったのですが、新年度入りで国内機関投資家とみられる益出し売りが観測され、全体相場を押し下げる格好になり、下落となりました。
3月22日に41087円で高値をつけた後、3月28日につけた40054円がその後の安値だったのですが、本日、39706円まで下げたことで、当該安値を割り込みました。
3月28日に40054円まで下げて、3月19日~21日にかけて空けたマド（40003円～40452円）を一部埋める下げとなったので、そこから切り返して再び3月22日につけた41087円の高値を目指す展開になるかと考えていたのですが、今日の下げで、当該マドを完全に埋める動きになりました。
今日の下げで、25日線（今日の時点で39741円）に接近してきているので、ここからすぐに切り返すことができるかどうかは、注目されます。
ここで切り返すことができずに25日線を更に割り込む動きになってくると、ちょっと動きに変化がみられるか、という感じになってきます。
なお、更に下落して、3月12日に付けた38241円も割れてくると、昨年10月の安値30487から始まった下値切り上げ型の上昇パターンが崩れてくることになるので、調整局面に入ったとする見方が強くなってくると考えます。
