今日は、欧州の政局不安などを背景に海外投資家と思われる売りが225先物を絡め高水準となり、全体指数を押し下げる格好となりました。
日経平均は38440円で寄り付き、370円程度安い水準でスタート。
その後、13時38分には37950円まで下げて、38000円台を一時割り込みました。
大引けは▲712円の38102円で終了。
売買代金は3.6兆円台でした。
日経平均は早期に25日線を回復できるか?
先週金曜日の日経平均の日中安値が38554円に対して、今日の同高値が38442円だったので、110円程度マドを空けて下落する形になりました。
今日の下げで、日経平均は25日線(今日の時点で38720円)を割り込んでいます。
直近で25日線を割り込んだのは5/30になるのですが、この時は翌日に切り返して25日線近辺まで戻す形になったので、反転継続となりました。
今回もそれと同じように、早々に25日線に回帰する形になれば再度反転継続となる形が考えられますが、早期に同線を回復できないようだと、36733(4/19)から続いた中間反騰が終了となる可能性も強くなってきます。
また、今日は37950円まで下げた後に切り返す形になりましたが、ここでも下げが止まらずに37617(5/30)や、36733(4/19)も割り込んでくるようだと、41087(3/22)から36733(4/19)まで下げた下げの第2弾が開始となったとする見方が強まってきます。
ので、目先的には早期に25日線を回復できるのか、という点が注目されるところになります。