前日の米国株市場でハイテク株高が継続し、ナスダック総合株価指数が６連騰で史上最高値を連日で更新。
これをうけた今日の日経平均は、41444円で寄り付き、130円程度下落してスタートしました。
9時30分に41430円まで値をさげましたが、そこから切り返しに転じて、14時56分に41889円まで上昇。
大引けは＋251円の41831円で終了。
日経平均は続伸となりました。
売買代金は4.7兆円台でした。
日経平均、TOPIXともに連日での高値更新
日経平均は昨日大幅高となりましたが、その流れが継続して本日も続伸となり、連日での高値更新となりました。
日経平均と比べると、TOPIXの動きはやや鈍かったのですが、こちらも日中高値は2909.58まであり、昨日の高値2907.21をやや上回りました。
本日の騰落銘柄数は、値上がり銘柄が638に対して、値下がりが931銘柄なので、全面高だったわけではなく、一部の銘柄が指数をけん引する形になりました。
なお、夜間市場で、日経平均先物は42220円まで上げているので、このままいくと明日にでも日経平均は42000円台のせとなりそうな感じです。
今年後半の相場で、米国景気停滞をうけて、米国株が下落、それをうけて日本株も下落という展開を想定しているのですが、今のところ、ナスダックとS&P500は高値更新を継続しており、まだ米国株に変調の兆しが出るという所にまで至っていません。
ただ、ナスダックとS&P500は高値更新を継続する中で、NYダウは5月20日につけた高値を抜くことができていないので、この状態がこのまま継続するのか、あるいは、NYダウがそれら指数に追いついてここから高値更新となるのか、という点は注目されます。
米国株に変調の兆しが出てくるまでは、日本株の上昇基調も続くと思いますので、米国株の動きは引き続き注目されるところになります。
