今日の日経平均は、前日の米国株高をうけて、38977円で寄り付き、140円程度高い水準でスタート。
9時29分に39190円まで上げたものの、そこから伸び悩んで11時11分に38851円まで押し戻され、上げ幅を20円程度まで縮めました。
ただ、そこから再度買われて、大引けは+235円の39066円でクローズ。
日経平均は3日続伸となりました。
売買代金は4.5兆円台でした。
日経平均は、毎月の15日~月末までの間に一旦下押すという形が続いている
日経平均は引き続きレンジ相場が継続していますが、昨年の8月の急落で31156円の安値をつけてからは、一応、以下のとおり前回の下値を割らずに切り上がる形を維持してきています。
35247(9/9)
37712(10/24)
37801(11/28)
38055(1/17)
この形を維持しながら、直近の高値である40398(12/27)を上回ってくると、レンジ上抜けの可能性が強くなってきます。
一方、前回の下値を割ってくるようだと、レンジを一旦下に抜けて、31156円の安値に対する二番底をつけにいく形になるのかと見ています。
まだどちらの方向性になるかわかりづらいのですが、一応、ここまでの動きを見る限りでは、毎月の15日~月末までの間に一旦下押すという形が続いています。
ので、目先的には、今月の15日~月末までの間に下押した場合に直近の安値を割るか、維持できるかを短期的には見ていく所かと思われます。
なお、本日、日経平均の上げが+0.61%に対して、グロース250指数の上げは+2.33%で、グロースの上げが目立ちました。
グロース指数は、200日線を超えたものの、同線は継続的に下落傾向が続いていました。
ただ、直近で670.13まで上げてきており、ここからこの水準を維持できれば来週にでも久しぶりに200日線が上向きに転換することになります。
200日線の上向き転換はフォロー要因となりますので、しばらく出番がなかったグロース指数の巻き返しが期待できる局面に入るのかと思われます。