今日の日経平均は、▲106円の15669円と7日ぶりに反落。
売買代金は、前日よりも減少して1.5兆円台でした。
本日は15682円で寄り付き、前日よりも下落して取引開始となりました。
その後、9時2分に15702円で日中高値をつけた後は10時29分に15602円をつけるところまで下落しました。
ただ、そこが日中の安値となり、それ以降は安値圏でもみ合う展開となり、最終的には100円程度安い15669円で取引を終えるかたちとなりました。
ポンド円の下落や、ドイツのDAXがマドを空けての下げとなっている点は気になるところ
今日の日経平均は7日ぶりに反落となりました。
14864(6/24)の安値から反発が継続していたのですが、昨日、日中高値として15805円をつけた後は下落となりました。
昨日の記事「ブレグジットショックからの戻りはまだ継続となるのか?」で、15395(6/16)からはa-b-cの3波構成をやっており、a波と日柄が等しくなる段階で、c波の戻りが取りあえずストップしてもおかしくないように思われます、という事を書きました。
仮に昨日の高値でc波の戻りがストップしたとみた場合、a波とc波は、日柄面と値幅面で近い感じの動きとなっているという事が言えると思われます。
a波 :15395(6/16) ⇒ 16389(6/24) 日柄:7日(両端入れ)、値幅:994円
b波 :16389(6/24) ⇒ 14864(6/24)
c波 :14864(6/24) ⇒ 15805(7/4) ? 日柄:7日、値幅:941円
で、本日、為替がやや円高方向に振れている事もあって、夜間に入ってから日経平均先物は一時15430円をつけるところまで売られています。
海外の株では、ドイツのDAXがマド空けで下げるかたちで始まっています。
また、為替では、ポンド円がブレグジットショックの際につけた安値を割り込む動きとなっていたりします。
このような動きを見る限り、昨日の記事や7/1の記事「最短で見た場合、日経平均の戻りがそろそろ終わってもおかしくないように思われるが‥‥」で書いたように、ブレグジットショックからの戻りは昨日の高値で終了し、以降は再度下落方向へ向かう動きに入ってきているような感じもします。
なお、明日、日経平均が引け値で15500円を割れてくると、それに向けた第1のシグナルが点灯するという事になるのではないかと思われます。