今日の日経平均は、▲169円の15106円と4日続落。
売買代金は、前日よりも増加して2.0兆円台でした。
本日は15326円で寄り付き、前日よりも小幅高で取引開始となりました。
その後、9時27分には15399円まで上げる場面もありましたが、そこからは失速する動きとなりました。
結局、大引けでつけた15106円が日中の安値となり、安値引けで取引を終えるかたちとなりました。
米国雇用統計の結果を受けて、マーケットは乱高下
日経平均の今日の日中安値は15106円だったので、一昨日つけた15167円の安値を割り込んできました。
6/24につけた安値14864円まで、あと240円程度の水準まで下げてきたので、今日の日中の感じからすると来週早々にも安値試しの展開になるかとも思れました。
しかし、夜間市場に入ってから、米国雇用統計の結果を受けて市場が上下に大きく変動する動きとなっています。
結果発表を受けてドル円は一時大きく上昇したのですが、その後すぐに失速し、22時15分には100円02銭まで下落し、日中の安値を更新してきました。
しかしその後は一転してドル高方向へ回帰する動きとなっています。
なお、NY市場オープン後は、NYダウが上昇する動きとなっており、一時18074ドルをつけるところまで上げてきています。
ここのところ日本株は冴えない動きとなっているのですが、それに対してNYダウは堅調な動きとなっています。
今日も一時18074ドルをつけるところまで上げてきているので、ここから高値更新となる可能性もあると思うのですが、ただ、NYダウは4/20に18167ドルの高値をつけてから、18000ドル台に入ると失速するという動きを何度か繰り返しています。
よって、この先、NYダウがこの水準を超えてくる事ができるかどうかは、今後の動向を考えるうえで一つのポイントになると思います。
仮に、再びこの水準で跳ね返されるようだと、その後、急落となる可能性も考えられるので、動向は要注意かと思います。