今日の日経平均は▲27円の16492円と反落。
売買代金は、前日より減少して2.0兆円台でした。
本日は16403円で寄り付き、安寄りでスタートしました。
ただ、寄り値が日中の安値で、以降は上げる展開となり、10時40分には前日よりも70円程度高い16591円まで上げる場面もありました。
しかし戻りの勢いもそこまでで、以降は失速する動きとなり、小幅安でクローズする動きとなりました。
なお、本日、日経平均は小幅安だったのですが、TOPIXは+5ポイントと小幅に上昇でした。
今年の秋相場は波乱含みの展開を想定するが、年間で最も下げる確率が高い9月から波乱の展開がスタートとなるか?
日経平均は16591円まで上げたので、9/14~15にかけて空けた直近のマドである16528~16585円はギリギリ埋めてきました。
一方でTOPIXの高値は1323まであったので、9/14~15にかけて空けたマド(1307~1312)を埋めて、その上まで戻る場面もありました。
日経平均、TOPIXともに先週の9/15に安値をつけてから戻り方向にあるのですが、ここまでの動きではTOPIX優位の展開なので、相場の動きとしては悪くないという事になります。
しかし、明日に日米の金融政策決定会合を控えての動きなので、ここまでの動きでここからの相場の方向性を判断する事はできません。
さて、明日の日銀会合、FOMCを受けて、マーケットはどういう方向で動いてくるのでしょうか?
8/17の記事「年間で荒れやすい秋が接近しつつあるが、今年の秋相場は安泰か? それとも波乱含みの展開か?」で、
「今年の秋相場は、波乱を警戒しておいた方が良いのではないか?」という事を書いたのですが、今もその見方に変わりはありません。
仮に秋相場に波乱が生じるとしたら、1年間(12か月)の中で最も下げる確率が高い9月から波乱の展開が始まると考えるのが妥当のような感じがするのですが、マーケットが動くためには何か材料が必要になります。
9月の中で、それがきっかけとなって市場を動かすような材料は、明日の日銀会合、FOMCぐらいしかありません。
こう考えると、明日のイベントをきっかけに市場が動き始めるような感じがするのですが、果たしてどうなるでしょうか?
明日のイベントが契機となり市場が動くのか、それとも明日の結果は市場を動かすきっかけとはならないのか、注目です。