今日の日経平均は▲307円の17134円と反落。
売買代金は、前日よりも増加して2.2兆円台でした。
本日は17238円で寄り付き、前日よりも200円程度安い水準でスタートしました。
そこから9時54分に17283円まで戻したのですが、その後は更に下げを広げる動きとなり、最終的には300円程度下げてクローズしました。
ここのところ日中の値幅が小さい動きが続いていたのですが、今日の日中値幅は200円程度と久しぶりに動いてきました。
また、昨日の日中安値が17339円に対して、今日の日中高値が17283円だったので、前日から50円程度マドを空けて下げる動きとなりました。
なお、今日の下落で5日線を割り込んでおり、ここまで上昇基調だった5日線も久しぶりに下げ方向に転換するかたちとなっています。
今日は打診売り
昨日の記事「NY市場の動向は、やはり注視しておくべき局面ではないかと思う」で、
「ナスダックが引け値ベースで、雲の下限を割れ、直前につけた安値も割れてくるようであると、膠着状態にあるマーケットにも何らかの動きが出てくるかもしれないので、引き続き注意して見て行くべき局面ではないかと考えます」
と書いたのですが、昨日のナスダックは5153での引けとなり、雲の下限(昨日のの段階で5180)を割り込むと共に、直前につけた安値5169(10/13)も引け値ベースで割り込んできました。
従来からこの水準を維持できるかどうか注目してきたのですが、昨日それを割り込む動きとなってきたので、今日は打診でショート(空売り)をかけてみました。
クリントン氏のメール問題で、ここまで無風と見られてきた来週の米国大統領選挙(11/8)に不透明感が出てきてきたことで、ここから来週にかけてひと波乱起こる可能性も出てきました。
なお、日経平均は今日、久しぶりにマドを空けて陰線で引ける動きとなったのですが、その翌日(明日は休みなので金曜日)に陽線で反発してくるとミニ調整で終わる可能性もあります。
しかし、逆に続落となると、ここまで続いてきた戻り地合いに変化が生じる可能性が出てます。
日本市場は明日お休みなので、取りあえず、休みの間のNY市場で、ここから更に下げを広げる動きになるのかどうかを見て行くところになります。