今日の日経平均は、+6円の19403円と4日ぶりに反発。
売買代金は、前日よりも増加して1.8兆円台でしたが、昨日に引き続き2兆円割れでした。
本日は19353円で寄り付き、前日よりも下落してスタートしました。
ただ、安寄りした後は切り返す展開となり、10時39分には前日よりも80円程度高い19478円まで上昇しました。
その後は上げ幅を縮め、前日終値近辺でもみ合う動きとなり、最終的にはわすかながらも前日よりも高く引けるかたちとなりました。
なお、日経平均は4日ぶりに反発となったのですが、TOPIXは小幅ながらも下落となり、4日続落となりました。
昨日の日経平均は、日中値幅が50円に満たず、殆ど動きが見られない1日でした。
それに対して今日は、日中高値が19478円に対して、同安値が19352円だったので、日中値幅は100円超えでした。
ただ、商い自体は盛り上がらず、昨日に引き続き、方向感が見られない1日でした。
ミクロ的な見方では、直近でつけた高値と安値、どちらかを抜けてきた方に動いてくると思われる
さて、日経平均は、19592(12/21)に直近の高値をつけてからその翌日に19327(12/22)の安値をつけ、以降はそのレンジの中を動いているという感じになっています。
現状はそのレンジ内でのもみ合いとなっているのですが、目先的には、この高値と安値のどちらかを抜けてきた方に動いてくると思われます。
なお、同じ期間のTOPIXの動きをみると、高値をつけたのは1558(12/21)で、日経平均と同じタイミングで高値をつけています。
しかし、12/22につけた安値が1535であるのに対して、今日の日中安値が1534なので、今日の時点でわずかながらも安値割れとなっています。
という事で日経平均とTOPIXの動き方で、多少差異が見られます。
この見方は非常にミクロ的な見方になるのですが、もしかすると、ここまで続いたトランプラリーの流れに多少なりとも変化が出ていて、その兆しが現れているのかもしれません。
ここから直近の高値(日経平均は19592円、TOPIXは1558)を抜けてくるとその見方は否定され、トランプラリーはまだ継続となるのですが、逆に更に安値更新となると、ここまでの流れに変化が出てきたという見方がやや強まってくる事になると思われます。