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日経平均の日足は2日続けて陰線が並ぶ。「陰の陰はらみ」は買い転換となるか?

日経平均チャート 日経平均
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昨日のNY市場は上昇で、為替も円安方向に振れていた事を受けて、今日の日経平均は前日よりも90円程度高い18900円でスタート。

その後、9時9分に18941円まで上げたのですが、そこからはここ最近よく見られる失速する展開に。

じりじりと値を下げ、後場入り後の13時7分には18773円まで下げ、マイナス圏に突入。

これは先週3/31に見られたパターンと似たような展開になるかと思ったのですが、そこからは切り返しに転じ、結局51円高の18861円で取引を終えました。

 

なお、昨日の記事「日経平均は一時200円以上下落し、1/18につけた安値に接近する」で、「目先的には為替とNYダウに動きが出てくるのかどうかに注目していくところかと思います」と書いたのですが、まず昨日のNY市場は反発。

NYダウは、日中高値で4/3のザラ場高値20692をわずかに上回る20701をつけ、5日線の水準(20678)より上の20689で引けました。

また、ドル円についても、昨日110円20銭近辺まで下げたものの、3/27につけた110円10銭近辺は割れずに反発してきました。

これでドル円については、目先3/27につけた110円10銭近辺の安値と、昨日つけた110円20銭近辺で、二点底をつけた可能性があり、目先的には反転してくる可能性が出てきました。

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今日は打診で買いを入れてみた

4/2の記事「 従来からの見方を変更する必要もあるかもしれない 」では、従来からの見方(※)を修正する必要があるかもしれないと書きました。

(※)年初から続く動きは、1/5につけた19615円の高値近辺が上限、1/18につけた18650円の安値近辺が下限の、レンジ相場であるとする見方

なお、修正するとした場合の見方は、ここから下げが比較的大きくなるかもしれないという悲観シナリオになるのですが、これが仮に実現するとしたら、ここからドル円は安値を割れて円高方向に振れ、NYダウも下がると思っていたので、目先的にドル円とNYダウがどう動くかに注目していました。

ただ、昨日の動きはそのような感じにはなりませんでした。

また、今日の日経平均も高寄り後、一時マイナス圏まで落ち込む場面もあったのですが、引けにかけて切り返し、結局50円程度高い水準で引けています。

これにより、今日の日足は、昨日つけた陰線の実体部分の中で陰線が並ぶ「陰の陰はらみ」という形になっています。

「陰の陰はらみ」は、教科書的には、この翌日に前日の陰線を包み込むような陽線になったり、上放れの陽線となった場合は、買い転換となる可能性が高いと言われています。

よって、場合によっては買い転換となる可能性もあるかと考え、今日は打診で買いを入れてみました。

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